外国為替(FX)実録日記: 金曜の欧州時間NY時間

2008年3月30日日曜日

金曜の欧州時間NY時間

28日の欧州時間で、イギリスの消費者信頼感指数が15年ぶりの低水準まで悪化した。
この悪材料でポンドが対ドル対ユーロ・対円で売られる展開になる。
ポンド売りのドル買いで、ドル円ではドル買い優勢となり100円台を回復
しかし依然として戻り売りが多く上値が重くアメリカ指標発表もあるので上値も限定的となった。

その流れでのNY時間で、アメリカ個人所得・支出の発表で、所得がプラスだったが
支出がマイナス、これにより消費動向の減退が確認された形となり。
ドル売りが優勢になった。

金相場の動きが気になるのだが、チャートを見ると調整局面に入りつつあるような気がする
今まで金下落=ドル上昇と逆相関になっていた訳だからこれでドル安も一時調整という
展開になるのだろうか、調整というだけでドル売りの流れはまだ変わっていないだろう。

NYダウは1%近い下落で月曜の日経株価に響いてくるであろうから、
少なくとも東京時間の午前中はドル売り円買いの円高方向に動くことが予想できる。

金曜日の夜にドル円・ユーロ円・ポンド円で売りを仕込んでいてよかった。
3月17日のように朝から暴落まではないだろうが、日足的に見ても時間足で見ても
少し下落が予想できる。

円高がいつまで続くか判らないが当分は戻り売りで勝負して大丈夫であろう。
「まだ下がると」安心して突っ込み売りをするつもりはないが、
前回の安値95.70台を割るような事が起これば90円台も見えてくる。

今回の下落相場で金利目当ての日本人投資家はかなりの被害が出たのであろう。
まだ含み損に耐えている人もたくさんいると聞く。
適切なレバレッジ、例えばドル円なら60円ぐらい下落しても平気なぐらいの
低レバレッジならたぶん大丈夫でしょうが、今回の1ドル80円台になる可能性は
あると思います。絶対とは言い切れませんが、そのくらいのつもりで
リスク管理しておいたほうがいいですね。

0 件のコメント: